尺八の日本上陸

  • 尺八の歴史
  • 平成28年 4月3日 (日) に投稿

 この尺八は、わが国には鎌倉時代(建長年間)に法燈国師が入宋した折りに、張伯居士の16代目の子孫である張参居士から尺八を習って帰朝したことによって伝来したとされています。
 普化尺八を吹く虚無僧の元祖は、南北朝の時代に政権の争奪戦に敗れた楠正成の一門である楠三郎兵衛正勝とされています。正勝は号を「虚無」と称し、近江の虚凰長老から禅と尺八を学び、時きたらば再び菊水の旗を翻して南朝の世を再現しようと尺八を吹いて諸国を廻り、同士の糾合にあたったと伝えています。